普段何気なく使っているカッター、刃に種類があることをご存知ですか?
刃の違いを気にかける貴方はもしかしたら建築学科の学生やモデラーの方かもしれませんね。
カッターナイフの最大手メーカーといえばOLFA、名前の由来は「折る刃」で、先端を折って切れ味を持続させるタイプのカッターナイフを発明したメーカーとして有名です。
そんなOLFAのカッターナイフ、今回は刃の種類に着目して紹介してみたいと思います。
刃の幅と厚さの違い
OLFAのカッターは幅や厚さの違いで4種類ラインナップされています。幅厚なカッターは丈夫でダンボールなどを切るのに適していますが、細かい作業が苦手と個性があります。
先端の角度の違い
こちらもわかりやすい違いです。先端の鋭いカッターは切れ味が良く、細工用に用いられます。しかしその分先端が脆く、すぐに交換が必要になるというデメリットもあります。
断面の角度の違い
通称黒刃と呼ばれる刃です。材質が違うのかと思ったらそうではなく、刃の断面が通常よりも鋭角に研磨されているとのこと。こちらも通常刃よりも早く切れ味が落ちるため、早めの刃折が必要になります。
まとめ
いかがだったでしょうか?黒刃については知らなかった人もいるかもしれません。
建築学生なら黒刃の30度!・・・と意気込むのも良いですが、硬い材料を切る際は丈夫な刃に変えるなど柔軟な運用を心がけたいものです。