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星空を撮るために生まれたカメラPENTAX KP

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PENTAX KPは2017年発売のミドルクラスデジタル一眼レフカメラです。購入して一年ほど経つので軽くレビューをしてみたいと思います。

 

とにかく高感度がやばい

f:id:ibarakito:20190712044030j:plainまず目につくのはその高感度性能でしょうか。最高感度の値はISOにして何と819200!とはいえ流石にノイズが入りますので私はISO6400程度での運用をしています。ノイズの面ではISO25600ぐらいに止めるのが良さそうです。

 

この高感度と星の動きを追いかけて長時間露光をしても星の軌跡が流れないスタートレーサー機能が合わさることで星空が綺麗に、自然な色味で撮れます。

トップの写真は長野県蓼科で撮った写真です。確かISO6400で露光時間は30秒、F3.5ほどだったかと思います。この写真の星の色味はかなり目で見た様子に近いと思います。

 

雑に撮っても暗所くっきり

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こちらの写真は東京湾の夜景ですが、揺れる船の上で手持ちで適当にスナップしたものです。写真としてはかなり悪条件の撮り方でしたが割には綺麗に写っている様に思えます。こんな風に感度の暴力で手軽に暗所の撮影に持っていけるのがKPの強みですね。

 

よく使うレンズは・・・

私は普段28-200mmの便利ズームレンズと10-20mmの超広角レンズの2本を持ち歩いています。星空は広角があると綺麗に撮れますね。私は装備が大きくなるのを避けているのでこの程度ですが、鳥や運動会を撮るならもっと望遠側を検討してもいいかと思います。

 

入門用でもプロ用でもない、コスパに優れた機能

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KPに限らずPENTAXの特長はそのコスパの良さでしょうか。プロ用として見ると確かに物足りないラインナップではあるのですが、その分ハイアマチュア向けの機能が優れています。ミドルレンジクラスのKPでもキャノンやニコンでいうプロクラスの機能が盛り込まれていたりします。

 

防塵・防滴もその一つで、悪条件での撮影はもちろんのこと、ちょっと雑な運用をしても安心できます。雨を気にして撮影を躊躇わないことって結構大きいと思います。

 

PENTAXの手ぶれ防止機構はボディに内蔵されています。本当はレンズ側にあった方がスピードも精度も高いのですが、全てのレンズに手ぶれ防止機構が内蔵されているのはアマチュア用途では過剰で、レンズが高く重くなります。ボディ内蔵は良いバランス感覚なのではないでしょうか。

 

 

少し尖ったバランスの良いカメラ

高感度への強さ、マグネシウムボディの大きすぎないちょうど良いボディサイズ、コストパフォーマンスの良さなど、とてもバランスの良いカメラのように思います。星空撮るならぜひ、オススメです。

 


ペンタックス デジタル一眼レフカメラ「PENTAX KP」18-135WRレンズキット(ブラック) KP 18-135 BK

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